今回は、「でも」の使い方についてです。
この前も、「でも」の使い方について書きました。
前回は、ネガティブなことを言ってしまったら、
「でも」
って繋げてポジティブなことを言う。
って話でしたよね。
今回は、またちょっと違います。
今回は、相手とのコミュニケーションの時の
「でも」の使い方に気を付けましょうって話です。
どう言うことかと言うと
例えば、ちょっと想像してみてください。
自分のことを褒められているとしますよね。
「○○さんは、おしゃれで、優しくて、仕事もできて、めっちゃいい人です。
でも…
さぁ、この時、あなたはどう思います?
ちょっと身構えませんか?
これ、この後、否定がくるなって。
褒めた後に
「でも」って言われたらすぐわかると思うんです。
今まで言ってたことと反対のことを言われるって。
つまり褒めた後なので
叱責や改善点、不満点、
そう言ったことを言われるはずです。
これって結構嫌なんですよね。
先に褒められてるから
落差があってダメージもデカくなります。
それだけでなく
「でも」には、
その前に言ってた言葉を打ち消す力があるんですよ。
なので、
褒め言葉もどっか行っちゃいます。
叱責とかの方しか覚えてない。
印象に残ってない。
こういうことになります。
これでは、せっかく褒められるポイントがあるのに
受け取ってもらえないので
もったいない。
改善して欲しいことがあって
褒めるポイントがあるなら、
褒めた後には、「でも」を使わないようにしましょう。
どうすれば良いかと言うと、
褒めた後に
だからこそ…とか
そう言う言葉で繋げていくといいですね。
そうすると褒められた言葉も
受け取ってもらえる。
そして、
褒め言葉でポジティブな気持ちになり、
打ち消されてもいないので、
改善点もポジティブに受け取ってもらえます。
ということで、
相手とコミュニケーションをとるときは、
「でも」の使い方にぜひ気をつけてください。
特に、褒めたあと。
ちょっとした違いで受け取る側の印象が変わります。