こんにちは。Hitoshiです。
2月に入りましたね。あの新年を迎えてから、もう1カ月が過ぎたわけです。早いですよね。
私は新年をディズニーランドで迎えました。
乗り物に乗ろうとする時ってのは、並ばないといけないものですが、こんな風に並んでいる時、どさくさに紛れて割り込まれることってありませんか?
なるべくなら、ちょっとしたことにも寛容に、心を乱さずに過ごしたいものですが…
並んでる列に割り込まれたり。ある人に言われたひと言だったり。待ち合わせ時間に遅れてこられた時だったり。イラッとしてしまうことってありますよね?
そこでイラッとするだけならいいんですが、反射的に余計なことを言ってしまったり。その気分からすぐ抜け出すことができずにミスを引き起こしたり。不機嫌になって周りの人との間に悪い雰囲気を作ってしまったり。
ちょっとした出来事からでも、そこから引き起こす影響は小さくありません。
イラッとしてからでは、遅い
しばらくすると落ち着いてきて、なんであんなことを言ってしまったんだろう。なんであんなことをしてしまったんだろうと失敗を振り返ります。
次は気をつけよう。怒らないようにしよう。落ち着いて対応しようと決意します。
しかし、ほとんど場合うまくいきません。
またそのような出来事が起きると反射的にやっぱりイラッとしてしまいます。
決意したはずのことが実行できません。
なぜそうなってしまうのか?
感情というのは出来事に対して、反射的に湧いてきてしまうものだからです。
出来事には、意識している、意識していないにかかわらず、自らが定義しているものがあります。
そして、その定義に対して起こってくる感情というのも決まっています。
なので、「次は気をつけよう」と決めただけでは、ダメなんです。
その出来事が起こってから対応しようとしてもうまくいかないんです。
出来事が起きる前の段階で、やらなきゃいけない3つのこと
では、どうするか?
「価値観」「定義」「反応」
この3つのことを調べ、考え、決めておきます。
価値観を調べて、定義を考えて、反応を決める。
まず、「価値観」
なぜその出来事に反応したか、どの「価値観」に反応したのかを調べます。
そうすると自分が何を大切にしていたかがわかります。
そして、その価値観は他人も大切にしているとは限りませんし、自分と同じように大切にしていないといけないわけでもありません。もちろん、それを強制することもできません。
次に、「定義」
その起こった出来事の「定義」を変えます。
実は、物事には、もとから決まった意味はありません。
起こった出来事に、初めから決まった意味はないんです。
出来事に意味を与えるのは、自分です。違った見方をすることは、できるのです。
出来事に違う意味を与える方法は、たくさんの角度があるので今度紹介したいと思いますが、
「他にどんな捉え方があるかな?」と自分に聞いてみるといいでしょう。
冷静なときに自分に問うと意外と違う見方ができます。そうやって出来事に「再定義」をします。
最後に、「反応」
次にその出来事が起こったときに、どう「反応」するかを決めます。
次は怒らない、ではダメです。怒る、代わりにどう「反応」するか。それはなんでも構いません。怒る代わりに深呼吸してリラックスする。怒る代わりに胸を張って上を見る。怒る代わりに水を飲む。でもOKです。
怒る代わりの「反応」を決めておきましょう。
まとめ
起こった出来事に対して怒るなどのマイナスな反応を変えるためには、「価値観」「定義」「反応」の3つのことを自分と向き合い、決めておくこと。
そうすると、その出来事に対してマイナスの反応をしないようになり、プラスの反応をすることができるようになります。
ぜひあなたも時間をとって、自分と向き合っておきましょう。
時間は有限です。
怒って過ごす時間を、自分の為したいことのために使う時間。周りの人との楽しい時間。
そのために使っていきましょう。