用事が終わった帰り道で
お家に帰る前にお昼ごはんを食べたいなと。
帰ってからもやることがあるので、
サクッと短い時間で。
と思い、らーめん屋さんに行きました。
もしかしたら、いつも混んでるところだから、
待つかなーとか思ったのですが、
こんな時期だからか
空いててすぐ入れました。
店員さんを呼んで
注文を伝えると
「いま、らーめんに乳酸菌のパウダーがサービスで入れられるんですけど
入れますか?味は変わらないんですけど。」
って言ってきました。
が、
反射的に断ってしまいました。
なぜ断ったかというと
なんか酸っぱそうだし、
おいしくなるイメージないから、
有料でトッピングしてもなーと思ったんです。
(サービスってのは、無料って意味で全然聞いてなかった笑)
それがおすすめの味玉とかであれば考えたのですが
乳酸菌…ねぇ。
って感じでピンとこなかったんです。
他のお客さんは、どうしてるかなと思い
聞き耳を立ててみました。
そしたら、ほとんど、
断ってる。
よくよく聞いてたら
やっぱ断るよなー
っていう、店員さんの説明の仕方だったので
そのことを妻とお話ししてました。
妻もセールスをやっていて、
全国で2位になったほどの実力なので
どうしたら、お客さんがイエスというのか。
一緒に考えてみました。
らーめんを食べに来るお客さんに
少しでも免疫力を高めていただきたいって主旨なのかも知れないですが
らーめんで免疫力を高めようとは、
おそらく思ってないかなと。
らーめん屋さんという環境では
注文時にトッピングをおすすめしてきそうとか
お客さんとしては、思いますし、
乳酸菌と聞いて、酸味が出そう。
味が変わったら嫌だと思う可能性もありますよね。
なので、いろいろ考えた結果は、
「無料で、しかも味が変わらない乳酸菌パウダーなのですが、入れときますか?」
って言ったらどうかなという結論。
サービスで入れられるっていうよりは、
無料って言葉にした方がわかりやすそう。
僕も勘違いして、有料かと思いましたから。
ちゃんと聞けって話かも知れませんが、
やっぱりらーめん屋さんの注文って
かなり短い時間の出来事なので、
わかりやすくしといたほうが良いですよね。
免疫力が高まるって話は、
お客さんのメリットなのですが
テーブルの上にポップがあって、
すぐ見える位置にあるので、
入れときますか?って言ったあとの反応で、
付け足せば良い。
ってことで、話がまとまりました。
なにか買ってもらいたいとか、
おすすめしたいときは、
相手がどういう状態でいるのかを
考えないといけないですよね。
それによって、話す順番を変えたり、
キーワードを変えて伝わりやすくしないといけない。
相手の状態を考える
どういう思考でいそうとか
これを話したら、どういう反応が起きそうとか
そういったことを考えると
セールスでは、うまくいきやすいですよね。
セールスに限ったことではなく、
コミュニケーション全般に言えることですけどね。
コミュニケーションを取るときは、
相手の状態について考えてみてください。
影響を与えやすくなりますよ。
相手の状態、イメージできますか?
相手の心を読もうとするのではないんです。