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真の原因は誰にもわからない

前回、問題解決には、原因追求型と目的追求型があるということを書いていきました。
原因追求じゃなくて目的追求をしていきましょうということでした。

そのほかにも問題解決では、
事実か?解釈か?というような視点を持っていきます。

 

 

問題が起きていることは事実です。
ですが、原因を考えた時に、よくあるのが事実ではないってことです。

解釈ではなく、事実をもとに解決策を考えていかないと
なかなかうまくいきません。

 

 

問題を解決しようとした時に気をつけたいのですが
原因って解釈のことが多いんですよね。

もしも真の原因を見つけようとして深堀りした時には、
ほぼ必ず解釈になります。

 

 

どういうことかというと

原因には、それを作り出した原因があります。
原因を深掘りして、真の原因を見つけようとしても、
どれが原因かっていうのは本当は誰にもわからないんですよね。

わかったと感じるなら、それは解釈(仮説)であって
事実ではないです。

 

 

例えば、アポに遅刻したということでも
原因としては、
子どもの保育園から急に連絡がきて迎えが必要になったからとか。

その原因は、保育園の先生が体調不良になったからとか。
迎えに行った時の先生の説明がすごく長かったとか。

 

 

さらにさらに
実は普段遅刻では怒らない人だけど、
たまたまその人が直前にミスをして気分が悪かったというだけかもしれなくて、

なぜミスしたかというと睡眠不足かもしれない。
寝不足は、家族の人にたたき起こされたのが原因かもしれないし
隣の部屋の夜中の物音で眠れなかったのが原因かもしれない。

もうどれが真の原因かわからないですよね。

 

 

こんな感じで原因について考えてみて、
真の原因は何かって探してみると
また原因の原因が出てくる。これはずっと続きます。

 

なので、本当の原因は誰にもわかりません。
真の原因を見つけようとするのはほぼ不可能です。

 

 

ということで
まずは何が起きたのかという事実を明確にすること

 

そして、前回の内容の
目的追求の質問を使って解決策を見つけていくということ。

 

これをやっていくと適切に解決策を見つけることができます。
真の原因は見つかりません。

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